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コインチェック事件の概要と失敗しない取引所の選び方を教えます!

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2018年1月に発生したコインチェック事件は、580億円という前代未聞な被害額と、その震源地が日本であったこと、そしてその後発覚したコインチェックのずさんなセキュリティ対策などもあいまって、仮想通貨会を震撼させる一大事件となりました。

この記事では、コインチェック事件の概要を「ニュースで見たことがあるけれどもよくわからない」という仮想通貨初心者・ビギナーの方に向けてわかりやすくご説明します。
 
そのうえで、仮想通貨取引は本当に安全なのか、そして安全に取引するためには取引所としてどのようなところを選べばよいのか、ということを具体的にご説明します。

コインチェックとはどんな取引所?

コインチェックは日本の取引所です。
設立は2012年8月と、仮想通貨の黎明期(参考:ビットコインの開始は2009年)から存在する仮想通貨界隈の古参ともいえる業者です。
 
また代表取締役社長は和田(わだ)晃一良氏であり、氏はコインチェック事件の記者会見でも登場するなど大きな話題となった人でもあります。
 
コインチェックの特徴は、日本の取引所にしては多くの種類の仮想通貨を取り扱っていたことです。
 
2018年3月17日執筆時点ではビットコイン以外にも、イーサリアムやイーサリアムクラシック、リスク、ファクトム、モネロなど13種類の仮想通貨を取り扱っています。
そしてその中には、今回の事件で被害対象となった「ネム」という仮想通貨も含まれています。
 
コインチェックはその取り扱い仮想通貨の豊富さや「貸仮想通貨」などの独自サービスなどもあいまって「日本の三大仮想通貨取引所」の一つに数えられてきました。
※残り2つは、一般的にはビットフライヤーとZaifになります。
 
そのため利用者も非常に多く、コインチェック事件では多くの方が多額の被害にあうことになってしまいました。
 

www.businessinsider.jp

コインチェック事件とは?

コインチェック株式会社が発表している事件の概要は以下の通りです。
事件の発生は2018年1月26日深夜0時2分から午前8時26分。
 
この間に不正アクセスにより、顧客資産のネムが外部に不正送金されました。
不正送金された金額は5億2630万10ネムであり、被害当時のレート(約1ネム=100円、2018年3月27日現在は27円程度)で換算しますと530億円もの被害金額になります。
 
※その後2018年3月12日に、当初のネム保有者に対して、事件が発生した当時のレート(1ネム約88円)と事件当時に保有していたネムの数量を基準に補償が行われました。
 
この金額は、膨大な金額が行き来する金融市場においても史上最悪の盗難事件だともいわれています。
 
そして、もう1つの問題はこの事件が起こった原因です。
仮想通貨取引所がハッキングされるというのは、実はこれが初めてではありません。
 
例えばもっとも有名な事件としては「マウントゴックス事件」(通称GOX)がありますが、仮想通貨はハッカーにとって格好のターゲットであるのは今後も変わらないでしょう。
 
問題は、そのハッカーに対して各取引所がどのように対応を行っているかです。
コインチェックは端的に言うと、セキュリティ対策がずさんでした。
 

仮想通貨は通常「コールドウォレット」というネットワークから遮断されたものに保管するのですが、コインチェックはこれの採用が遅れており、「ホットウォレット」というネットワークにつながったところに保管していました。
 
また、顧客資産の管理に関しても問題があり、本来は会社の資産と顧客資産とは分別管理しなければならないところ、この両者を混同して管理していたということです。
 

www.nikkei.com
blog.cheena.net

信頼できる取引所を選ぶポイントとは?具体例もご紹介します!


仮想通貨取引所はその「スペック」(取り扱い銘柄や取引ツールの機能性)で選ぶのが一般的ですが、それ以上に「信頼できる」取引所を選ぶことが重要です。
 
信頼できるポイントは大きく分けて2つあり、1つはセキュリティ対策であり、もう1つは資産管理体制です。
 
セキュリティ対策では、コールドウォレット(ネットワークから遮断されたウォレット)やマルチシグ(複数の「秘密鍵」を用いて秘密鍵の紛失・盗難に備える技術)などの技術を採用しているかどうか、また二段階認証やSMS認証などを導入しているかどうか、がポイントです。
 
資産管理体制では「分別管理」といって、会社の資産と顧客資産とを厳密に分けて管理しているかどうかが、要チェックです。
 
この2つを採用していてお勧めな取引所は「ビットバンク(Bitbank)」です。
 
取り扱い通貨はビットコインやイーサリアム、リップル、ビットコインキャッシュ、モナコインであり、取引手数料は2018年6月末まで無料キャンペーンを行っています。
 
広告活動よりも、顧客が安心して取引できる環境づくりに注力しており、コールドウォレット・マルチシグの採用、分別管理のほか、「BitGo」という国際的な仮想通貨セキュリティの会社とも提携して、ハッキングリスクに対応しています。
 
参考:ビットバンク公式ホームページ:https://bitbank.cc/
 

techwave.jp

 

信頼できる取引所で仮想通貨を取引しましょう

いかがだったでしょうか。
コインチェック事件は、コインチェックという取引所に大きな問題があり、仮想通貨のネム自体のセキュリティに問題があったわけではありませんでした。
それだけに取引所選びがいかに明暗を分けたかが、具体的に示された形となりました。
仮想通貨は非常に可能性のある投資であり、魅力的だともいえますが実際に行う際には、自分で情報を集め、安全だと思われる方法で仮想通貨を保管してください。