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FXで利益を出すために必要な「金利差」とは?

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日本でも日銀が毎月発表している政策金利。日本が0%の低金利(ゼロ金利政策)を続けているのは認識していると思います。ただ、各国が発表されている金利がFXにどのような影響があるのか知らない人もいるのではないでしょうか?
金利差を押さえておくことで、FXを有利に進めるポイントを説明していきます。

金利差とは投資する対象通貨の比較

FXで投資する際にドル、円、ユーロなど、様々な国の通貨が選択できます。
例えばドル円を選択するとします。FXではドルと円の2種類の通貨が、安くなるか、高くなるかの変動に対して投資します。 
 
アメリカと日本の金利を比較してみると、米連邦準備制度理事会(FRB)は2018年3月にて約3ヶ月ぶりにドルの政策金利を0.25%上げて1.75%になったのに対して、日本はゼロ金利政策の継続により0.10%のままであり、約1.5%の差が生まれています。 
 
この金利差は国の通貨によって違いがあり、この金利差が大きいほどFXではスワップポイントとして還元しています。
スワップポイントとは所有し続けている通貨に対して、毎日収益として還元する仕組みのことです。そのため、通貨が安い時に「買い」でポジションを持つことができれば、通貨の「為替差益」と「スワップポイント」での2つの利益を得ることが可能です。
 

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通貨それぞれに毎月金利決定をしている

先ほどはスワップポイントの仕組みについて説明してきました。FX会社スワップポイントの増減は、各国の毎月発表される政策金利が高くなれば上がり、政策金利が下がれば安くなります。 
 
※政策金利は各国の中央銀行の金融制約により設定され、景気が良くなる(資金の流動性が高い)と加熱しすぎないよう金利を上げ、景気が悪くなるとお金の借り入れなどの流動性を上げるために、金利が下がります。 
 
高金利通貨であるトルコのトルコリラでは、日本では約1%のインフレ率に比べ、平均10%と高い値で推移し、資金の流動性が高くなりすぎるのを抑えるため、2014年に政策金利を10%へ上げました。
その際に、外為ドットコム社では1万通貨あたり、100円を上回るスワップポイントとなっていました。 
 
これはオーストラリアを例にすると、2018年では1.5%、同社のスワップポイントで比較すると1万通貨で約30円弱。政策金利と比較とはなっていませんが、金利差が大きくなるほど獲得できるスワップポイントは多くなります。 
 
また、政策金利に対してスワップポイントが決まると説明しましたが、FX会社ごとにスワップが決定されており、スワップ狙いであれば高金利通貨のスワップポイントが高いFX会社の口座開設を行うのも利益を上げるポイントとなります。
例えば、トルコリラ円で比較をしてみますと「外為どっとコム社」では1日の1万通貨単位で86円。「GMOクリック証券社」では1日の1万通貨単位で80円。など各社にて小さいながらも差が発生しています。 
 
また投資する通貨単位が大きくなるほどこの差が利益に直結してきますので無視することはできません。
また、スワップポイントは所持し続けている限り利益が発生します。
そのため通貨が今後上がっていくと想定される通貨に対して、買いポジションを持つことで為替差益+スワップポイントの2重で利益を得ることができます。 
 
ただ、各社のスワップポイントは日々変動しています。キャンペーンなどで高く維持している会社も存在しますので、日々の変動について注視する必要があります。
 

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スワップが沢山貰える高金利通貨に投資すれば勝てる?

先ほどは高金利通貨のスワップポイントについて触れました。
では、FXで投資できる高金利通貨に対して所持し続けていれば、勝ち続けられるのでしょうか? 
 
残念ながらFXはそう甘くはありません。確かに高金利通貨でいわれるトルコリラは2018年も8%と高金利な政策金利をキープしています。
ただ、トルコリラ円で今までの通貨の動きを見てみると、2015年では1トルコリラが55円ほどの価値がありましたが、2018年では一時的に25円台に突入しました。 
 
これを見ると分かって貰えると思いますが、トルコのような新興国の場合は、まだトルコリラに対する取引量がアメリカのドルなどの先進国に比べて多くありません。
そのため、政治的な問題が発生すると、通貨が安定している先進国通貨に資金が流れて通貨安を引き起こします。 
 
実際にトルコではシリアとの政治的なリスクや、トルコ国内のインフレ率の高騰による経済不安などの問題があり通貨安を引き起こしています。
そのため投資する通貨を選ぶ際に、過去の価格幅(何処まで上がり、何処まで下がっているのか)を確認し、最安値付近で買いポジションを持つこと。 
 
また、たとえ最安値を更新してしまったとしてもレバレッジを低くすること(総資金に対して、購入している通貨量を少なく保つ)が必要となります。
スワップポイントでの投資方法を選択する人は、「買い」のポジションを持つことでスワップポイントを獲得できるため、長期に通貨を所持し続ける可能性が高いです。 
 
たとえ通貨安を引き起こしたとしても、自分の決めたポイントで決済できれば先ほど説明した、為替差益+スワップポイントの収益を獲得することができるでしょう。 
 
また、先ほどFX会社ごとにスワップポイントが違うと説明しました。「売りポジションのスワップ」と「買いポジションのスワップ」を同じ通貨量を両建てする手法もあります。
こうすることで、スワップポイントが変動しない限り、リスクなくスワップポイントの差分が利益として獲得できます。 
 
実際にFXトレード フィナンシャルでは売りポジションで「-80円」。みんなのFXでの買いポジションは「100円」など違いがある会社が存在しますので両建ての戦略も組むことが可能です。
 

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金利が高い国=価格変動の激しい国

スワップポイントについて説明してきました。
確かに高金利通貨に投資するのは高いスワップを日々獲得できるので魅力ですが、その分最安値を更新するリスクも含んでいます。
スワップは1日所持することで生まれる金額なので、日々の価格変動が大きくなれば補いきれずにマイナスになるリスクがあります。
そのため、自身で今までどの程度の価格変動を行っているかなど、各通貨の金利や変動幅を確認し通貨選択を行うことや、高金利通貨であれば売り、買いポジションの両建てを行うなど。戦略をしっかり立てて投資することをおすすめします。

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