投資Wave

為替・経済指標を中心とした、投資情報をお届けします!

先物取引を理解してリスクを回避しよう!

f:id:wave_fxtrade:20180223133701j:plain

 

「先物取引」は「金融派生商品(デリバティブ)」と呼ばれ、やや「上級者向け」とみられることが多いです。

確かに先物取引は、いわゆる「現物取引」とは異なる点が多く、何も知らないで取引していると損失が大きくなってしまうこともあります。

しかし、最近ビットコインの先物取引が始まったように、先物取引の状況が現物取引の価格に影響を与えることも増えてきました。

したがって、投資をする場合には、だれであっても先物取引について理解しておく必要がありますので、この記事においては初心者の方に向けて「先物取引とは何か」ということをわかりやすくご説明します。

先物取引とは?

「先物取引」は、金融派生商品(デリバティブ)の一種です。
金融派生商品は、必ず「派生元」となるものが存在します。

それは「原資産」と呼ばれるものです。
例えばビットコイン先物ならば、ビットコイン現物が「原資産」にあたります。
原油先物ならば、原油の現物です。

先物は、この「原資産」を「将来のある時点」で売買する「約束」のようなものです。
先物取引は、この「約束」を売買しあうのです。

また、トレーダーにとって「先物取引」の重要な特徴は2つあります。
1つは、「現物」のようにいつまでも保有しておくことができない点です。
先物取引には、かならず「期日」が設定されており、その期日になると自動的に決済されます。

したがって、「時間を意識したトレード」が必要になるということです。
もう1つの特徴は「売り」から入ったり、レバレッジを掛けるなどの特殊なトレードを行うことができる、ということです。
つまり、値下がりによって利益を得たり、価格変動による損益の幅を大きくすることができるのです。

kabutan.jp

先物取引は価格変動が大きい

先物取引は「ハイリスク」だとよく言われます。
確かに、先物市場は現物に比べても激しい値動きをすることがよくあります。

その理由は「レバレッジ」にあります。

レバレッジとは「てこの原理」ともいわれますが、要するに自己の資金よりも大きなトレードをすることができる仕組みです。

「お金」を担保にしてより多くのお金を借りてトレードしているといえば、イメージは簡単でしょう。

単純計算で、レバレッジが2倍ならば自己資金の2倍のトレードができるため、損益も2倍速で増減します。

先物取引では、大きなレバレッジを掛けてトレードをする参加者が多いため、動く資金も現物市場よりもはるかに大きく、結果的に価格変動が激しくなっています。

決済方法

先物取引は、上記のように売りも買いもどちらも行うことができます。
※先物取引の売買単位は「枚」と呼ばれています。
※「1枚」が現物の何株(何ビットコインetc)に相当するのかは先物によって異なります。
行った取引は、利益または損失を確定するために決済しなくてはなりません。

決済は、自分の意思で行う方法(反対売買)と、期限まで待って自動的に決済されるのを待つという2通りがあります。

※先物の決済期限が来た場合に決まる決済価格のことを「SQ値」といいます。
決済を行った場合に、利益が出ている場合にはその利益分を受け取ることができます。反対に、損失が出ている場合にはその損失分を支払う義務があります。

先物取引のリスク

以上が先物取引の大まかな特徴です。

つまり、先物取引は現物取引よりも大きな値動きで取引することができることに加えて、「売り」から入る(=値下がりで利益を出す=値上がりで損失を出す)ことができ、さらにレバレッジを掛けることでリスクリターンをさらに大きくすることができるのです。

では、実際に「先物取引を行ったほうが良いか」ですが、これは人によるでしょう。
 人によって許容できるリスクや、投入できる(してもよい)資金には違いがあるからです。

ハイリスクハイリターンの投資では、資金が増えるのも速い反面、減るのも速いですから、しっかりと相場の勉強をしていないと、現物では被るはずのない損失になる恐れもあります。

ただ一方で現物取引のみに徹する場合でも、先物市場の価格を見ておく必要は大きいです。
 全ての金融派生商品は、あくまで「原資産(現物)」を基準として動きますが、反対に金融派生商品の価格変動が現物市場の価格に影響を与えるということもあるからです。

実際ビットコインは、2017年の暮れに先物取引が始まってから、価格が暴落したり、また急騰したりしています。
 先物取引を仮にしないとしても、先物取引の存在やその仕組み、値動きの大きくなる理由を知っておくことは重要です。

kumasann.hatenablog.com



いかがだったでしょうか。

先物取引は、仕組みとリスクさえ理解すれば、自分の資産を増やすことのできる大きなチャンスとなりえます。

勉強することは現物取引よりも増えるでしょうが、その分勉強したことが役に立つ割合も増えるといえますので、興味のある方はしっかり勉強して、先物取引を始められてみてはいかがでしょうか。