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ローソク足で見る値動きのパターン!相場と形で動きを予測する!

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FXにおいてチャートは今後の動きを予測するために重要な情報です。そしてチャートで値動きの情報を表しているのがローソク足となります。
ローソク足はこれまでの値動きを見るためだけの情報ではありません。世の中のトレーダーはローソク足の動きを見て分析をしているため、ローソク足の動きから今後の動きを予測もできるのです。
ではローソク足の分析方法としてはどのようなものがあるでしょうか。

まずはローソク足についてのおさらい

まずはローソク足についておさらいをしてみましょう。
下のチャートをご覧ください。

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赤色と青色をした線が刺さった四角い物体が見えるでしょうか?
このようにローソク足は四角い物体である実体と一本の線であるヒゲで構成された情報となっています。実体は始値と終値を、ヒゲは安値と高値を指しているのです。

・始値…ローソク足の形成が始まった時の値
・終値…ローソク足の形成が終わった時の値
・高値…その時間帯で最も大きくつけた値
・安値…その時間帯で最も低くつけた値

ちなみに上記のチャートはドル円の1時間足なため、ローソク足1本が1時間でどう動いたかを表します。
このようにローソク足は、1本見るだけで値動きの様子が分かる優れた情報なのです。
実体とヒゲ以外にもローソク足は前のより終値が高く終わると陽線、安く終わると陰線となります。

上記のチャートだと赤色をしているのが陽線で、青色が陰線です。これらはチャートのツールによって色が変わるため気をつけてください。

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niki700.hatenablog.com

相場で空いた「窓」は埋められるもの

ローソク足の状態で予測できる最も簡単なパターンとして「窓」があります。

FXはいつでも取引できる投資ではなく、週末の金曜日には閉じて土日はできません。

世間において土日といえば祝日ですが、休みなのは為替相場も例外ではないからです。しかしほとんどの国では休みですが少ないながらも中には土日に相場を開いているところもあります。

その土日での動きによる影響がチャートに反映されるのは始まりである月曜日となるため、ローソク足の間に空白が生じる現象が起きます。

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上記は先ほどと同じくドル円の1時間足によるチャートですが、左側にある空白が分かるでしょうか?この空白が「窓」といわれるものです。
FXに限った話ではありませんが、この「窓」は埋められる可能性が高くなっています。現に上記のチャートも後の方で窓ができた方向に動いているのです。

何故このように窓ができたら埋められる法則があるかは分かりませんが、取引する側にとってはチャンスといえます。
窓ができるのは閉まった市場が再び開く時間、つまり週を開けた月曜日であり、週に一度しか狙えませんが意識しておくといいでしょう。

ちなみに週の始まり以外にも、相場の動き次第では通常の時間帯で時々発生します。その時でも窓埋めが行われる可能性があるため、チャートを見て発生したら狙ってもいいでしょう。

しかし窓埋めはいつ起こるかも、必ず起こるかも分かりません。早ければすぐ起こりますが場合によっては上記チャートのように日を跨いで起こる可能性もあります。
特に一方の方向に動く力が強い、トレンド相場が起きていると起こらず、そのままトレンドの方向へ動く可能性が高いでしょう

何かしらトレンドが起きている相場の場合は、容易に飛びつかずどう相場が動くか見守った方がいいです。見方を変えると窓ができている時は、チャンスと飛びつく前にトレンドが発生しているか分析した方がいいでしょう。

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小さな窓の連続は反転のサイン

窓によるパターンはローソク足1本だけで出るものだけではありません。時には連続で小さな窓を開けるケースもあるのです。この連続で窓が開くローソク足の動きは「三空」と呼ばれています。

この三空は強いトレンドが起きている時に発生するパターンです。ローソク足が3本連続で上昇、下落をして窓が開けられていればこのパターンと考えていいでしょう。

ちなみにトレンドの関係でローソク足の種類は同じものが続きやすいですが、仮に上昇トレンドで陰線が出たとしても上がって窓が開いていれば問題ありません。
窓は埋められるものなため、三空が起きればそろそろ反転が行われると考えられます。もしチャートで連続した窓開けとトレンドの動きを見かけたら、反転を狙って取引を考えましょう。
 
しかし窓を開けるケースがあまりないように、三空も起きる可能性は低いです。
取引する為替にもよりますが、相場がそこまで変動する事態があまりないからです。実際に画像で例を見せることができない程起きません。
あくまで「こういうパターンがある」という気持ちで頭に入れておきましょう。

♦更新できなければ反転する可能性が高い

 まずは以下のチャートをご覧ください。

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後半に行く程相場が下落していく傾向にありますが、左側ではローソク足が何度も高値を更新しようと動いています。
しかし結果的に更新はできず、相場は下落してしまいました。
 
このようにローソク足が何度も値を更新しようとし、それができなかった場合は反転する傾向があります。上記は上に行こうとしているパターンですが、当然下落して安値が更新できなかった場合も同じです。
相場の心情としては何度挑戦しても値が更新できなかったため、諦めて反対側に行っているといった具合でしょう。
 
この更新できずに反転するパターンが2回挑戦して駄目だった場合は上昇の場合ダブルトップ、下落の場合はダブルボトムといい、これが3回になればトリプルとなります。

しかし分かりやすい形になれば良いのですが、場合によってはダブル、トリプルのどちらか分からなかったり、これらのパターンが発生しているか分からないケースもあります。
 
そのためダブルやトリプルに拘らず値を更新できているかで考えましょう。しかし更新しても大して動いていない場合は更新できなかったと判断されることがあります。1や2程度の更新ではなく5以上大きく更新したか確認しましょう。

trader-fx.net

違う線の並びは反転する可能性がある

更新できずに反転するパターンとしては、以下のようなものもあります。

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上記のチャートでは一番大きな高値を更新した後、そのまま下落しています。そして下落をする時に、更新した陽線のローソク足のと同じくらいの陰線のローソク足ができており、そこを境に落ちているのが分かるでしょうか。

このように違う種類の線が同じぐらいの形で並んだ場合、反転する可能性が出てくるのです。上記のチャートだと多少ヒゲも出ていますが、場合によってはお互いヒゲもない丸坊主で並ぶこともあり、より信用性が増します。

必ずそうなるとは限りませんがここまでトレンドで動いてきた場合、相場の心情的にもそろそろ反転を考えたい状態です。一方的に動いて出てきた場合、反転する可能性を考えてみましょう。

トレンド転換を示す「つつみ」

複数のローソク足から予測するパターンとして有名なのが「つつみ線」でしょう。

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上記の画像はどちらもドル円の1時間足チャートです。どちらも左側につつみ線があり、1つ目は陽線が陰線を包んで上昇、2つ目は陰線が陽線を包んで下落しているのが分かるでしょうか。

このように包み線は出ることで線の種類に応じた反転が起こると分かります。
こちらは2つのローソク足を掛け合わせることで、長いヒゲができるようになっているのです。長いヒゲは反発力が強い証明となるため、その点を考えれば反転する理由が分かるでしょう。

逆に前のローソク足にすっぽり収まる形になるパターンもあり、こちらは「はらみ線」と呼ばれています。
はらみ線も相場が反転する可能性を示すものですが、つつみ線と比べればシグナルとしては強くありません。

しかし可能性は出しているため、はらみ線が起きた場合はトレンドが転換する可能性を理解しておきましょう。

「三兵」で進む方向を確認する

相場がトレンド状態になると、値を更新しつつ一方の方向へ流れていきます。そのため上昇トレンドであれば陽線、下落トレンドであれば陰線が連続で並びやすいのです。こうした同じ種類の線が3連続で出るのを「三兵」といいます。

出る条件の関係から三兵が出た場合は、陽線であれば上昇、陰線であれば下落が強くなっていると考えていいでしょう。

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上記のチャートも陽線が続いているように、上昇が強い相場となっています。買いで入った方がいい取引と判断できるでしょう。ただ三兵が出た場合でも進行方向に長いヒゲが出た場合、反転の可能性が出てくるため気をつけましょう。

上記のチャートでも、陽線で長いヒゲが出ているところから少し上昇が停滞しています。
しかし三兵は3連続で判断するため、パターンとして出ているか見極めるのが少し難しいです。

難しい場合は三兵として考えず、同じ種類の線が長く続き、その方向へ動いている場合にトレンドが強くなったと判断すればいいでしょう。

kabu-psychology.com

直前に長いローソク足があった場合、超えたか確認

三兵を見る上で気をつけたいのが、直前に長いローソク足出ていないかです。長いローソク足が反対側の線で出ていた場合、3連続で出たとしても、長いローソク足の種類通りに動く可能性が出てきます。

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上記のチャートでは真ん中に大きな陽線が出来ており、その後に陰線が続いていますが、下落しきれずに結局上昇しているのが分かります。
このように複数のローソク足から予測する場合は、直前のも意識しておかなければいけないのです。

上記の場合は安値が更新できなかったため反転したとも取れますが、長いローソク足の影響から逃れなかった可能性もあるのは確かです。長いローソク足が出てきたら、そこも意識して予測してみましょう。

パターン通りとは限らない、常に損切りも頭に入れておく

ここまで幾つかローソク足のパターンを紹介しましたが、どれも予測の範囲であり必ず想像通りに動くとは限りません。
相場は様々な情報から動くものであり、経済や政治による情報で今の状態から考えられない大きな変化を見せることもあるのです。
FXに限った話ではありませんが投資による取引に100%の勝利はありません。取引していけば必ず予測を裏切る動きを見るでしょう。
予測が外れればポジションを持ち続けると、損失が膨れ上がってしまいます。ローソク足のパターン通りに取引した場合、どこで損切りするか考えるのもポイントなのです。取引する時は必ず損切りも頭に入れておきましょう。